北海道新聞5月4日
2007年 02月 24日
憲法60年 道内も議論熱く 「九条守れ」「改正を」(05/04 08:01)
憲法九条を守るか、変えるか-。通行人が一枚のシールで意思を示した「シール投票」=3日、札幌市中央区
憲法記念日の三日、道内各地で憲法や平和に関する催しが開かれた。憲法改正手続きを定める国民投票法案の参院での審議が大詰めを迎える中、参加者が護憲、改憲それぞれの立場から、憲法の行方を考えた。
札幌市中央区の大通公園では、市民団体が通行人に憲法九条改定の賛否を問う「シール投票」を行った。四月二十日から五月三日まで全国七十三市町村、九十一カ所で行われた「憲法9条守る?変える?全国投票」の一環。二時間で「守る」五百三十四票、「変える」九十一票、「分からない」二十六票の計六百五十一票が集まった。
札幌実行委員会事務局の河野晃興(あきのり)さん(45)は、「守る」に投票した人が八割を超えたことについて「改憲が現実味を帯び、人びとが危機感を持ち始めたのでは」。
by kyujyot
| 2007-02-24 17:01
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